歯科医師募集
自然あふれる伊豆で、歯科医業と経営を集中的に学びたい先生を募集します
エムアイデンタルクリニック院長の井原雅人です。
今回新たに歯科医師の募集をするにあたり、お伝えしたいことを述べさせていただきたいと思います。
あなたは今、どういうお気持ちで就職先をお探しでしょうか?
初めてのご勤務という方以外は、今までの職場とは違うところをお探しなのだと思います。あなたは今後、どのような歯科医師になろうと思い、就職先をお探しでしょうか?
日本の歯科会は現在、非常に大きな制約を受けております。国の政策により、歯科大学を出ても歯科医師となることは、以前と比べ、はるかに困難となりました。
苦労して歯科医師になった後も、女性歯科医師の受け入れ先の問題や、歯科医師としての収入の減少など、明るい展望が見えない状況です。大学で講義している私の同級生や学生さんたちとかかわりのある歯科医師からの情報によると、学生時代から暗い話ばかりされているようですね。
しかしながら私が懇意にさせていただいている歯科医師たちは皆、全国レベルどころか世界レベルで積極的に勉強に動き回り、多くのスタッフを抱えても、新患の方を見切れない状況の先生ばかりです。
歯科医師の4人に一人が年収200万円以下のワーキングプアと言われる状況と報道されているのに、この違いは一体、どういうことなのでしょうか?
私が学生だった頃、入学から卒業までストレートに進学する人間はおよそ半数、そして学士試験を合格すると、95%以上の人間が国家試験に合格することができました。
そして3年から5年くらい医局員として過ごすか勤務医をしてから開業というのが一般的でした。診療内容も似たり寄ったりの金太郎飴で、自費の補綴の多寡がある程度という感じでも、じゅうぶんにやっていけたのです。しかしながら今は違います。
歯科医師は来院者の視点と同じ方向を!
歯科医師になってもただ普通に保険診療するだけでは、収益性が非常に悪くなってきました。そして、これは一番大事なことなのですが、誰も歯科医師の生き残りなど気にしてはいないのです。
オンライン請求の本当の目的。厚労省のビジョン。本来必要であるはずのもろもろの検査や診療行為に対する制約。
正直申し上げて、歯科医師としての生き残りを意識しているとしたら、その時点であなたはアウトです。
来院者の視点と全く別の方向を向いてしまっているのです。相手の気持ちを無視して一方的に保険診療だけで医療行為を行ったり、人間としての相手を考えなかった場合、今の時代では即座にしっぺ返しを受けてしまいます。
ですからこれからの時代は職人仕事だけを目指す方は、この業界では残っていることはできません。相手の思いをしっかり聞き出す、高いコミュニケーション能力が必須なのです。もはや「先生」という立場だけでは、だれも感謝してくれないのです。
社会人として、きちんとした常識やマナーを身に着け、相手の気持ちをしっかり聞き出すこと。そしてなにより,自分の専門としての歯科治療の知識を高め、技術の研鑽を怠らないこと。
保険診療のかなりの部分が今の来院者の希望する内容から大きくずれてしまっている現在、ただ卒業して、普通に保険診療を行うだけでは、今の時代のニーズから大きく外れた診療行為となってしまっているのです。
どんな技術も、ニーズがなければ無用の長物
がむしゃらに働くのは良いことではありません.若いころは体力もあり、時間も無限と感じるので、つい長時間診療して、私は世の中の役に立っている、因っている人をたくさん助けてあげているみたいな錯覚を描きます。
ひたすら数をこなす時期があってもいいとは思いますが、早い時点で長時間労働の罠に気づかなくては、一生泥沼のままです。キャリアが上がっていくにつれ、仕事がより楽に、効率よくなっていなければ、何かが間違っているのです。
いまこの場ではすべてをお伝えすることはできませんが、今後の10数年で、日本の歯科医療を取り巻く環境は、劇的な変化をします。
安い客単価、長時間労働。今後の厚労省の方向付けを正しく理解していないと、10数年後のパラダイスを謳歌できません。
開業は情報戦です。日本歯科医師会会員の平均年齢は54歳くらいなのだそうです。少し前までは歯科のいちばん稼げる時期は35歳くらいまでと言われていました。でも現在の私は、若い勤務医の頃よりもさらに大きな売り上げを上げています。つい先月も、歯科医師1名でレセプト枚数が過去最高を記録しました。
時代が変わった部分もあるのでしょうが、実は自分自身が変わったことが一番大きな要因だと思っています。
昨日も、以前からのテニス仲間にフェイスブックで、私とつながっている歯医者さんたちはどうしてこんなにセミナーに顔を出しているのかと質問されました。自分や自分の周囲がみんなそういう人ばかりなので、特になんとも思っていませんでしたが、そうかもしれませんね。みな、時代に合わせて変わり続けることの大切さを身に染みてわかっているのです。
周囲の状況が時々刻々変化していきますから、同じところに留まっていたら、退歩しているのです。しかも、あちこち飛び回ってセミナーに顔を出しても、それだけでは何も変わらない。
技術系のセミナーですら、即座にフィードバックして、やるぞと強く心に刻みこんでも、すべてを実行することはむずかしいのです。たいていは勉強した気になって気分だけ高揚して、酒飲んで忘却の彼方というのがオチでしょう。
特に勤務医の場合、技術系のセミナーでは道具をそろえなくてはできないことも多いので、院長の、あるいは事務局の許可がなければ機材はそろわず、ただ実習でやってみたというだけの結果に陥りがちです。
若い先生方は学生時代から、歯科は暗黒の時代だと言われ続け、何ら希望も持てないまま卒業されたことと思います。先日のセミナーでも卒後数年の先生方が数名いらっしゃいましたが、皆とても穏やかで、ギラギラした目の人間は一人もいませんでした。
私が卒業したころは早ければ2年、普通は3年から5年くらいで開業医となるのが普通でした。まだ普通に歯科を開業しても、保険診療でそれなりにやっていけた時代だったからだと思います。
歯科は暗黒の時代と言われていますが、本当にそうなのでしょうか? 私は逆にこういう時代だからこそ、選ばれる歯科医師になれる喜びがあると思います。
たしかに都市部などで開業したものの数年を経ずして廃院したとか、コンビニの数より多いとか言われています。昭和レトロなスタイルの、ご高齢な先生の医院では、患者が一日数名ということもあるでしょう。
需要と供給のバランスが変わり、歯科医院を選べる時代になっているからです。
だからあなたも、『遠ばれる』歯科医師になることができるわけです。
選んでいただけると、車で2時間以上かかろうが、電車で3時間近くかかろうが、通院してくださいます。ご高齢の方々を除き、今の人たちは非常にフットワークが軽いんです。
The world is flat.という言葉があります
この言葉を初めて聞いたとき、でもそれはネット社会だけの話だと思ったのですが、時代は変わりました。あなたが着るTシャツがバングラディシユで作られるなんてことは、もはや普通すぎて話題にもなりませんよね?
歯科でも海外補綴物の話が何年か前に話題になりましたが、私の所でも、東京の銀座に出したはずの技工物が福岡に転送されて、そこで製作されたものが戻ってくるなんていうのが日常になりました。
他にも日常的に、東京や大阪のラボに技工物をお願いしています。患者さんの動きも今や完全に同じなのです(かくいう私も耳鼻科は自由が丘まで通ってましたし、先日も東京の形成外科を受診しました(笑))。
まずは当クリニックの特徴です。
当クリニックの特徴
1.院長が常にだれよりも早く出勤し、いちばん最後に退社します。率先垂範が私のモットーです。
2.残業が少ない
まだ若くて働く気まんまんのあなたに言いたいのは、長時間労働は悪だということです(笑)。
私自身、勤務医時代は9時~8時の歯科医院で働いたことがありますし、9時半~6時半で週2回午後8時半までというクリニックで働いたこともあります。時として午後10時過ぎまでの診療も経験あります。
でも正直、8時半まで仕事した後に、勉強する気力は残っていませんし、午後10時まで働いても、妙な高揚感があるだけで、とても毎日継続していけるものはありません。
当クリニックでは、スタッフの給料計算は診療日数20.5日で計算していますが、年間を通してその日数を超えることは2~3か月程度です。
ちなみに過去1年の平均治療日数は19.6日でした。
短時間で最大の効率を上げ、必要な生活費を得て、残りの時間は自分の将来のために役立てるべきだと考えます。
3.場の雰囲気が楽しそう
面接に来た方、医院見学や取材にいらした方々、ご利用者の方々から『場の雰囲気が楽しそう』と言われます。これは主に、チーフの川名のをはじめとする、スタッフのおかげだと思います。
仕事をするなら、明るく楽しげな雰囲気の職場のほうがいいと思いませんか?
4.毎週行われる院内勉強会、ミーティング
診療のみの日常ですと、会話しているつもりでもそのほとんどは業務連絡にすぎません。営業時間内に時間を確保して、全員でテーマを決めて勉強したり、運営上の案件を話し合うことで、スタッフ闇の情報のずれをなくし、より良い診療やサービスができると考えます。それを昼休みや診療後ではなく、営業時間内に時間を確保して行うことで、あなた自身の将来のための時間を守ります。
5.人間関係がフラット
私は、たとえ相手が小学生でも、私にできないことが出来たり、私が知らないことを知っていたりしたら、真剣にその相手を私の先生と思います。年齢の上下でものを語ったことは、仕事プライベートを含め、ほとんど記憶にありません。ですから勤務医となるあなたのことも、年齢の上下だけで扱うことは一切ありません。
6.内装が都会的なセンス
毎日過ごす場所ですから、いかにも診療室然とした場所よりも、ハイセンスな、地方都市であることを忘れるような環境で仕事することで、私自身、毎日とても楽しく働けております。
7.素直で明るいスタッフがそろっている
先日行ったQlifeのアンケート結果でも、スタッフに対する評価は、全国平均と比べ、10ポイント中1.5ポイント上回っておりました。
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TEL:0557-38-8831